下層で生きる者たち

デカヌチャン♀　マカネモ(鉄面)

性格/個性：いじっぱり/打たれ強い

外見年齢：１０歳程度

身長：１１５ｃｍ

一人称：マカ　マカネモ

二人称：おまえ

趣味：探検

好物：食って美味いもの　丈夫なもの

嫌物：難しい話

　・魔境である“下層”に棲みついている少女。

　・世間知らずで倫理に疎い。力こそすべてな脳筋蛮族ロリ。

　・ほとんど本能のみで行動し、大抵の場合まず手が出る。

　・常に危険と隣り合わせで生きているため、危機察知能力は高い。

　・好奇心旺盛だが、上層の現状には微塵も興味がないらしい。

　・過去に一度だけ下層最奥部に行ったことがあり、道中に研究所があることも把握済み。

　・神出鬼没な異形トイズと友好関係にあり、彼の頼みで拾ってきた物品を、上層では貴重な品々と交換してもらっている。

　・下層に落ちた者たちが身を寄せ合う隠れ集落“雲傘”に出入りするが、欲しい物を力尽くで奪い取るので、ほとんどの住人からは避けられている。

　・医者だけはまともに取り合ってくれるうえ、よく食事を分けてくれるので懐いている。たまにトイズとの物々交換で医薬品を調達してあげている。
　・下層に落ちる前のことは既にほとんど憶えていないが、一族に伝わる「鎧の鳥」の伝承だけは薄らと憶えている。

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★コジオ♂　医者

性格/個性：なまいき/血の気が多い　いじっぱり/ちょっぴりみえっぱり

外見年齢：１０代半ば～せいぜい２０歳

身長：１５０ｃｍ

一人称：俺

二人称：お前

趣味：読書　温室(菜園)の世話　道具の手入れ

好物：静かな時間　人と関わらずにできる作業

嫌物：寝不足　すぐに物を壊す輩

　・下層の隠れ集落“雲傘”で医者がわりになっている男。

　・無愛想な仕事人。

　・治癒の技は使えないが、傷の手当や簡単な看病はできる。また薬の知識が豊富で、彼が調合した傷の治りを早める薬に助けられた者は多い。

　・“雲傘”で唯一まともな治療を行える人物であるため、皆に重宝がられている。

　・が、本人は「真似事を有難がられても困る」と鬱陶しそうにしている。

　・傷の手当だけでなく武具の整備も得意としており、マカネモはそちらの技を頼ることが多い。

　・下層暮らしが長いようで、己の過去のみならず名前すらも忘れてしまった。周囲からは「医者」と呼ばれている。

　・外套の下は子どもに見えるほど小柄で華奢。成長期の栄養失調によるもの。

　・下層に湧く異形や謎の結晶体の恐ろしさも理解しているが、それ以上に「武装した謎の一団」を恐れ、警戒している。

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イッカネズミ(無性別)　トイズ(門出)

性格/個性：ようき/昼寝をよくする

年齢：？歳

身長：１６９ｃｍ

一人称：俺　私　ぼく　トイズ

二人称：お前　あんた　あなた　おまえ　きみ

趣味：昼寝　散歩　おままごと

好物：小分けにされたお菓子　家族になってくれそうな人　話を聞いてくれる奴

嫌物：袋にそのまま入っているお菓子　家族になってくれない奴

　・下層に棲みつく騒霊の異形。邪気生まれであり人喰い。

　・神出鬼没。また、言動が突飛で、コミュニケーションを図り難い。

　・荒っぽい男のように振る舞うこともあれば、幼い少女のような仕草を見せることも。

　・人喰いの本能を凌駕するほどに「家族」を渇望している。

　・家族になってくれるかもしれないので、下層を脱出する気がない者には友好的。酷く拒絶されてもお構いなし。

　・とくにマカネモを気に入っており、結晶や行方不明者の遺品を条件に、下層では貴重な品々を取引している。

　・じつは研究所を出入りする謎の小隊と協力関係。服従ではなくあくまで「協力」

　・トイズを下す実力がなければ碌に命令もできないため、下っ端は関わってこない。

　・とはいえ外部の者との交流ましてや擁護などご法度。だがマカネモや“雲傘”のことは秘密にしている。

　・異能力は「誰も触れていない物を複数同時に動かす」「壊れた物(あるいはトイズが作った人形)のもとへ瞬間移動する」

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パルデア海底遺跡で暮らす者たち

モトトカゲ♂　ムラキヨ(群青)

性格/個性：まじめ/物音に敏感

年齢：２５歳

身長：１８１ｃｍ

一人称：俺　自分

二人称：君　あんた　あなた

趣味：青空教室の開催

好物：アキラシの作ったサンドウィッチ　緑茶　リンゴ

嫌物：餅　寒さ　裸の付き合い(恥ずかしい)

　・パルデア海底遺跡の交通局に所属し、トロッコと昇降機の操縦と整備を兼任している。

　・手際が良く仕事熱心。人当たりも良い好青年なので他部署からも評価が高い。

　・基本は貨物担当だが、人手が足りない時には客車のラインに回ることも。

　・じつはトロッコと昇降機の両方を操縦も整備も一人で完璧にできる人材は片手で数えるほどしかいない。が、昇進の話は一度も出ていない(仮に来ても断るが)

　・誰にでも気さくで優しい。「頼まれ事が好き」などと評されることも。

　・半面、自分が他者の負担になることを嫌い、なんでも一人で背負い込みがち。

　・リククラゲ♂アキラシと大の仲良し。世話を焼きつ焼かれつ、家族のような間柄。

　・身寄りがなく、１５歳以前の記憶もない。近所の人々の善意に助けられ大人になったので、自分も他人に親切であろうとする。

　・近所の孤児院で暮らす子どもたち向けに青空教室を始めた。しかし子ども達からは先生というより「勉強教えてくれる近所の兄ちゃん」くらいに思われている。

　・何故か一般人は滅多に知らないような知識を有しており、時折無意識に発言しては周囲を驚かせる。

　・記憶はないが、“竜棲の谷”出身ではないため混血竜と自認している。そのわりに原種と言葉を交わせるようだが……？

　・よく「お爺さんみたいな名前」と言われることを気にしている。

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リククラゲ♂　アキラシ(抑止)

性格/個性：ひかえめ/イタズラが好き

年齢：自称３０代

身長：１７２ｃｍ

一人称：僕　私

二人称：君　あなた

趣味：スパイス屋を見に行くこと

好物：たくさん食べる人　お酒

嫌物：酔っぱらうほど飲むこと　人混み

　・大衆食堂“オレンジの伐り株”の店主。

　・珍しい本土の伝統料理から、一般に馴染みの深い家庭料理も提供している。

　・店は昼の営業がやや短い+不定休なのでやや使い難いものの、遠方からもお客が来るほど味良し値段良しなので「開いてたらラッキー」と評判。

　・温厚で優しく、のんびりとした雰囲気の持ち主。大らかで警戒心が薄い。

　・和らな振る舞いに色香を感じる者も多いが、本人は色恋どころか下心にも疎くて鈍感。

　・店ではなんともないがプライベートは人見知り。本人曰く人付き合いが下手。

　・身寄りのないムラキヨを幼い頃より見守ってきた保護者的存在であり親友。ムラキヨにだけは過保護で、彼の出勤前にお弁当を渡せないと拗ねてしまう。

　・社交的なムラキヨの影響で最近は近所の人たちとも距離がすこし縮まってきた。

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シャリタツ♀　カヌイルル(包容)

性格/個性：おくびょう/イタズラが好き

年齢：１７歳

身長：１５８ｃｍ

一人称：わたし　わたくし

二人称：あなた　あなた様

趣味：今のところ無し

好物：ヘイラッシャさん(とくに原種)　泳ぐこと

嫌物：自分のせいで誰かが悲しむこと　自分

　・次期族長候補３人のうちの１人で、たれ族当主の代理。

　・病に伏せる当主の孫娘で、野心家な派閥に担ぎ上げられてしまった。

　・政どころか世間の常識にも疎いので、ほとんどのことは後見人に任せきりになっている傀儡。

　・人見知りで恥ずかしがり屋な気の弱い娘。

　・また、高圧的な周囲の影響で、自罰的な思考に陥りがち。

　・争いを好まないが天性のバトルセンスを持ち、稀少な特性も相まって水族相手には負けたことがない。

　・野心家で過激な後見人とは正反対な気質だが、物心つく頃より暴力的に支配され続けていたため、彼には歯向かうことができない。
　・周囲は他の水族(共生関係にあるヘイラッシャ族含む)を軽んじる者ばかりなので秘密にしているが、ヘイラッシャ族が大好き。いつかお友達になりたい。

　・現族長の御前でおこなわれる試合に勝利した者が次の族長となることが決まっているが、御触れが出てから十年経った今も試合はおこなわれていない。

　・その間に各派閥は対抗勢力の代表をあの手この手で潰し合っており、水面下では血で血を洗う争いを繰り返している。

　・カヌイルルは自分さえ居なくなれば後見人も諦めて、同族間の争いはなくなると思っている。

　・じつは当主の孫というのは後見人がでっち上げた嘘。本当は出自不明の孤児だが、珍しい特性に目をつけられ引き取られた。

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