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此処は二次創作ポケモン擬人化ブログです。                                    公式、関連の企業様とは一切関係ありません。 !人外/腐ネタ/年齢制限/その他もろもろ注意!
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モトトカゲ♂ ムラキヨ(群青)
性格/個性:まじめ/物音に敏感
年齢:25歳
身長:181cm
一人称:俺 自分
二人称:君 あんた あなた
趣味:青空教室の開催
好物:アキラシの作ったサンドウィッチ 緑茶 リンゴ
嫌物:餅 寒さ 裸の付き合い(恥ずかしい)
 ・パルデア海底遺跡の交通局に所属し、トロッコと昇降機の操縦と整備を兼任している。
 ・手際が良く仕事熱心。人当たりも良い好青年なので他部署からも評価が高い。
 ・基本は貨物担当だが、人手が足りない時には客車のラインに回ることも。
 ・じつはトロッコと昇降機の両方を操縦も整備も一人で完璧にできる人材は片手で数えるほどしかいない。が、昇進の話は一度も出ていない(仮に来ても断るが)
 ・誰にでも気さくで優しい。「頼まれ事が好き」などと評されることも。
 ・半面、自分が他者の負担になることを嫌い、なんでも一人で背負い込みがち。
 ・リククラゲ♂アキラシと大の仲良し。世話を焼きつ焼かれつ、家族のような間柄。
 ・身寄りがなく、15歳以前の記憶もない。近所の人々の善意に助けられ大人になったので、自分も他人に親切であろうとする。
 ・近所の孤児院で暮らす子どもたち向けに青空教室を始めた。しかし子ども達からは先生というより「勉強教えてくれる近所の兄ちゃん」くらいに思われている。
 ・何故か一般人は滅多に知らないような知識を有しており、時折無意識に発言しては周囲を驚かせる。
 ・記憶はないが、“竜棲の谷”出身ではないため混血竜と自認している。そのわりに原種と言葉を交わせるようだが……?
 ・よく「お爺さんみたいな名前」と言われることを気にしている。
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リククラゲ♂ アキラシ(抑止)
性格/個性:ひかえめ/イタズラが好き
年齢:自称30代
身長:172cm
一人称:僕 私
二人称:君 あなた
趣味:スパイス屋を見に行くこと
好物:たくさん食べる人 お酒
嫌物:酔っぱらうほど飲むこと 人混み
 ・大衆食堂“オレンジの伐り株”の店主。
 ・珍しい本土の伝統料理から、一般に馴染みの深い家庭料理も提供している。
 ・店は昼の営業がやや短い+不定休なのでやや使い難いものの、遠方からもお客が来るほど味良し値段良しなので「開いてたらラッキー」と評判。
 ・温厚で優しく、のんびりとした雰囲気の持ち主。大らかで警戒心が薄い。
 ・和らな振る舞いに色香を感じる者も多いが、本人は色恋どころか下心にも疎くて鈍感。
 ・店ではなんともないがプライベートは人見知り。本人曰く人付き合いが下手。
 ・身寄りのないムラキヨを幼い頃より見守ってきた保護者的存在であり親友。ムラキヨにだけは過保護で、彼の出勤前にお弁当を渡せないと拗ねてしまう。
 ・社交的なムラキヨの影響で最近は近所の人たちとも距離がすこし縮まってきた。
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シャリタツ♀ カヌイルル(包容)
性格/個性:おくびょう/イタズラが好き
年齢:17歳
身長:158cm
一人称:わたし わたくし
二人称:あなた あなた様
趣味:今のところ無し
好物:ヘイラッシャさん(とくに原種) 泳ぐこと
嫌物:自分のせいで誰かが悲しむこと 自分
 ・次期族長候補3人のうちの1人で、たれ族当主の代理。
 ・病に伏せる当主の孫娘で、野心家な派閥に担ぎ上げられてしまった。
 ・政どころか世間の常識にも疎いので、ほとんどのことは後見人に任せきりになっている傀儡。
 ・人見知りで恥ずかしがり屋な気の弱い娘。
 ・また、高圧的な周囲の影響で、自罰的な思考に陥りがち。
 ・争いを好まないが天性のバトルセンスを持ち、稀少な特性も相まって水族相手には負けたことがない。
 ・野心家で過激な後見人とは正反対な気質だが、物心つく頃より暴力的に支配され続けていたため、彼には歯向かうことができない。
 ・周囲は他の水族(共生関係にあるヘイラッシャ族含む)を軽んじる者ばかりなので秘密にしているが、ヘイラッシャ族が大好き。いつかお友達になりたい。
 ・現族長の御前でおこなわれる試合に勝利した者が次の族長となることが決まっているが、御触れが出てから十年経った今も試合はおこなわれていない。
 ・その間に各派閥は対抗勢力の代表をあの手この手で潰し合っており、水面下では血で血を洗う争いを繰り返している。
 ・カヌイルルは自分さえ居なくなれば後見人も諦めて、同族間の争いはなくなると思っている。
 ・じつは当主の孫というのは後見人がでっち上げた嘘。本当は出自不明の孤児だが、珍しい特性に目をつけられ引き取られた。
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------------ ムラキヨ ------------
 記憶を失っているが、その正体は“分断”(※)以前よりパルデア王族の“双輪”に仕える神官。その命で二柱の眠りを守護する、聖域の守り人。純血の竜であり、実年齢は800歳を超える。(※共存派と淘汰派による“100年戦争”の後、淘汰派が海底遺跡へ移住した事)
 海底遺跡内の遺物を管理するため人型種のまま海底遺跡へ渡ったうちの一人。役目柄パルデア海底遺跡の遺跡装置をすべて扱える。あらゆる封印/解放、停止/起動は勿論のこと、海底遺跡の構造を組み替えることすら可能。(“双輪”以外の王族の転生装置に干渉することも可能ではあるが禁忌)
トロッコと昇降機はもちろん、上層で用いられる機械はほとんどが遺跡装置の技術を転用・簡略化したものであり、ムラキヨがあらゆる機械を初見ですぐに使いこなしてしまうのはこの為。
 主である“双輪”は自分たちをエネルギーが枯渇したパルデア海底遺跡の動力とするため、聖域内にて仮死状態にも等しい眠りについている。このためムラキヨは愛する主たちと数百年会えておらず、仮に目覚めても二柱は記憶を失う可能性が高い。

 長い時を“下層”で暮らし、地層(後に上層と呼ばれる)とは関わらずに生きてきた。そのため地層の情勢については何も知らず、地盤が崩落していたことすら知らなかった(瓦礫のほとんどは下層を守るバリアにより消え、残りも空気中を舞う結晶塵となった)
 下層に暮らすチャデス族、カミッチュ族(※)ブリジュラス族(※)とは友好関係であり、尊敬をこめて「老師様」と呼ばれる。彼らが崇める“おもて姫”とも既知の中であり、また“瑠璃の瓶”捜索にも協力している。(※生後間もなく進化するよう掟に定められている)
 仕事熱心なのもなんでも一人で背負いこむのも元々の性分で、「やる者がいなくなってしまったから」と次々に仕事を増やしてしまう。そのため遺跡のメンテナンスや聖域の守護だけでなく、招来したパラドックスの返還や異形の始末にも首を突っ込んでは「尊き御身を顧みてほしい」と諫められていた。
 数年前、“百毒”により差し向けられた刺客に襲われる。“おもて姫”の助太刀もあり勝利することはできたものの、錯乱し自害しようとする刺客を宥めようとしたところをもみ合いとなり、その際に受けた刃が致命傷となる。
 途切れそうな意識のなか、必死に呼びかける二つの声のほかにもう一人の気配を感知すると、海底遺跡の構造を組み替えて“おもて姫”を彼女の聖域近くへと逃がし――…

 次に目が覚めたとき、そこは上層の小さな病院であった。高熱で倒れて運び込まれたと医者は言うが、それまで自分が何をしていたのかまるで思い出せない。
 自らの過去も使命も忘れたムラキヨは、迎えに来た≪幼馴染だという男≫に連れられて病院を出ると、≪昔の記憶を失った、ごく普通のモトトカゲ≫として生活を≪再開≫する。
 記憶がないのはこの時からであり、当然、現在暮らしている区画にやってきた時は成人である。しかし何故か周辺住民もムラキヨと同じように≪「彼はこの区画で生まれ育った」≫という認識である――ただ一人を除いて。


------------ アキラシ ------------
 アキラシの正体はパルデア海底遺跡で生まれた最初の世代の人型種。コールドスリープ装置に封印されていた人型種を両親に持ち、実年齢は100を優に超える。また、ムラキヨの幼馴染というのも真っ赤な嘘である。

 兄弟たちにはめられ、貶められ、“下層”へと繋がる大穴から落とされた。
 ≪その先で出逢った“100年戦争”の永久戦犯“改竄の王”に見初められ、彼から加護を受けて神官となる。長年“下層”に潜み、頭に響く主の声を頼りに、封印を解くため暗躍していた。
 神官となってからしばらくすると、上層からやってきた男に「我々の研究に協力すれば主の封印を解く手助けをする」と持ちかけられる。アキラシは「主人はもう二度と俗世と関わるべきではない」と断ろうとしたが当の“改竄の王”がその男を気に入ってしまい、新たな神官として受け入れ加護を与えた。

 ある時、アキラシは誤って“衰亡の化身”の一体を解き放ってしまう。この失態は主の怒りに触れ、アキラシは加護を失うとともにそれまで聞こえていた主の声も聞こえなくなってしまった。為す術もなく蹂躙されるかと思われたアキラシだったが、突如現れた“双輪の守り人”ムラキヨによって助けられる。ムラキヨはアキラシを庇い瀕死の重傷を負うが、ほぼ相討ちのような形で“衰亡の化身”を退けた。≫
 一足遅れてその場にやってきた“あの男”はムラキヨの正体を知ると、「彼には必要なときに死んでもらう」と言って治療と記憶の改ざんを施す。
 そして加護が弱まり長命である以外は普通の人型種と変わらぬまで弱体化したアキラシには、上層での住まいと、記憶のないムラキヨの監視の任を与えた。以降、アキラシはムラキヨが下層へ戻ってしまうことも、真の記憶が戻ることもないよう監視している。
 もはや主の声が聞こえぬアキラシにとっては“男”の言葉が主の御言葉であり、彼の言うこと為すこと逆らえない。監視としての定期報告等は店の奥に隠されている小型昇降機から下層へと下り、その先でのみ行っている。“男”とは表で会うことはない。


 上陸歴1208年――パルデア海底遺跡唯一の階層(通称“地層”)が中心部からゆっくりと崩落を始めた。これを「“衰亡の化身”が起こした災いであり、彼の神々が生贄を求めている」と解釈したパルデアの民は種族内から一人ずつ人型種の生贄に選び、崩落でできた大穴から彼らを生きたまま下層へと突き落とした。
 リククラゲ族の生贄として選ばれたアキラシは奇跡的に一命を取り留め、下層にて永久戦犯“百毒”と邂逅する。兄弟たちから裏切られ友人たちからも見捨てられたアキラシは「どうせ死ぬんだから」と自暴自棄な考えで、“百毒”の勧める毒(※)を口にし彼の僕となった。(※肉体強化を施すかわりに強力な精神作用があり、思考や人格が“百毒”の望みを叶えるように捻じ曲げられる。アキラシの場合は“百毒”の声のようなものが頭の中に聞こえていた。権能ではなく種族能力で作り出したものなので効果が弱い。)

 現在(パルデア海底遺跡開門)から10年前、“双輪”の守り人ムラキヨを強襲するも“おもて姫”に横槍を入れられ、彼女の権能によって毒の効果を消され敗れてしまう。
 毒による精神作用を自覚しておらず、また“おもて姫”の権能も知らないアキラシは「“百毒”の声が聞こえなくなったのは自分が失敗したから見捨てられた」と考え、失意のまま己の首にナイフを押し当てる。しかしその刃を滑らせるよりも早くムラキヨが止めに入り、アキラシは振り解こうとするあまり誤ってムラキヨをナイフで刺してしまった。
 刺され致命傷を与えられてもなお、此方を気遣うムラキヨにようやくアキラシも正気を取り戻したが、かといって彼を救う術も見つからず、無情にも時は過ぎていく。今度こそ絶望のどん底に叩き落されたアキラシだったが、不意に、背後から何者かが声をかけてきた。

 そこに居たのは≪自分に続き、永久戦犯“改竄の王”の配下となった≫男――キラフロルのソワカ。彼は事情を説明されずともすべてを理解しており、アキラシと意識のないムラキヨを連れて、自らの研究所にて二人へ治療を施した。(長年“下層”にいるアキラシだが、この研究所を見たのはこの時が初めて)
 ソワカは≪記憶に混乱のある≫アキラシに「“双輪の守り人”には必要なときに死んでもらう」「君には上層で彼の監視をしてもらいたい」と伝えると、強引にアキラシを上層へと連れて行った。
 数百年ぶり(とはいえ長い間錯乱状態にあったアキラシの体感ではもっと短い)の上層は何もかもが様変わりしており、アキラシはソワカの口利きによって、大書架で約一年下働きをしながら最低限の現代教養を身に着けた。その間に料理の才能を開花させたアキラシは同僚のツテで元居酒屋の空き店舗を譲り受けることとなり、現在の店“オレンジの切り株”を開業することになる。(もともと黎明期に食文化を発掘、発展させていた中心種族はリククラゲ族パピモッチ族シャリタツ族の三種族であり、当時のアキラシも傾倒していた)

 それから数か月後。ようやく息を吹き返したムラキヨが≪事故で大怪我を負った一庶民として≫近所の個人病院へ移送されると同時に、アキラシの監視としての任務が始まる。事前にソワカから伝えられていたとおり目覚めたムラキヨは記憶を書き換えられており、己の使命もその正体も、アキラシが彼にしてしまった事も、なにもかも忘れていた。
 それどころか病院を一歩出たその瞬間から、近隣住民の認識がすべて「アキラシとムラキヨは昔からこの区画に住んでいる」「ムラキヨは事故で家族と記憶を失くしてしまったらしい」と書き換えられており、アキラシはこの時ようやくソワカの恐ろしさを思い知る。
 それからはムラキヨに≪幼馴染の親友≫であると信じ込ませるため親身に接し続け、現在は大きな信頼を寄せられるまでに至る。アキラシも(記憶を書き換えられた今のムラキヨは虚像であると思いながらも)彼が自分に向けてくれる親愛に強く依存しており、温かく優しいその善性に縋っている。
 どうか彼が真実を思い出すことなく、この偽りだらけの虚しい日々が永遠に続けば良いと、願わずにはいられない。

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自己紹介:
pkmn大好き擬人化描きの腐&夢。異色肌はデフォでトカゲ人が性癖。
性格はビビリの偏屈でうっかり屋。

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