ガラル異形

デスバーン♂　ヨアネ(四悪道)

性格/個性：わんぱく/打たれ強い

年齢：？歳

全長：570ｃｍ　人化身長：170～175ｃｍ

一人称：我

二人称：お前　童(わらべ)

趣味：人“で”遊ぶこと

好物：人が見せる感情の起伏　裏切られた時の顔　恐怖に染まった者の肉

嫌物：退屈　人に媚びへつらう雑魚異形　“天掴み”とその神官(特にマオ)

　・ガラル海底遺跡内を放浪している人喰いの異形。

　・気ままで享楽的。人喰いの頻度は低く、食べるより遊ぶほうが好き。

　・狡猾で残忍な嘘吐きだが、面白さを優先するあまり墓穴を掘りがち。後先を考えない。

　・人をおちょくるのが好きで、異形の中ではかなり人懐っこい。

　・人化もできるが人の顔に興味が無いため、気を抜くと途中で顔が変わってしまう。

　・“天掴み”政権で人と異形が隣人感覚で共棲していたことを快く思っていなかった。

　・ガラル海底遺跡のなかでは古い異形で、“闇と混沌の墓壁画”の異名を持つ。

　・邪気の内包量は年のわりに少ないが、ガラルの葬られた歴史に精通し、分断時に失われた技術を一部会得している。

　・しかしどうやら“天掴み”との因縁はそれだけではないようで……？

　・ガラル大災害直後は消息不明だったが、すこし経った頃に第二階層で目撃されたらしい。

「シャハハッ！ 面白い、特別に我が手を貸してやろうではないか」

「今更喚こうがもう遅い。我を飽きさせたお前が悪いのだぞ？」

バチンウニ♂　のりもち(格式)

性格/個性：れいせい/昼寝をよくする

年齢：？歳　外見年齢：２０代

身長：１６６ｃｍ(トゲ除く)

一人称：俺

二人称：アンタ　テメェ

趣味：昼寝

好物：静かな場所　霧の濃い日

嫌物：菓子　子どもの泣き声　マオと彼に従う奴ら　自分

　・黒妖犬を自称するバーゲストの異形。人を喰うこともあるが必須ではない。

　・性格は消極的でつっけんどん。他者との関わりを嫌い、孤独を好む。

　・しかしじつは面倒見が良く、とくに子どもには弱くて強くつき離せない。

　・孤独を好むのも自分と関わった人は不幸になるからであり、根はむしろ優しい。

　・「のりもち」という名はひょんなことから仲良くなってしまった少女がつけたもの。

　・少女を不幸にすることを怖れ、咄嗟に黒妖犬を騙ったことがすべての始まり。

　・大神殿からやってきた特務兵により鹵獲され、その際ともに居た少女を殺された。

　・その後は自らも嫌々ながら特務兵として働いたが、政権移行に乗じて脱走。

　・気ままな異形の暮らしに戻れたものの、未だにズルズルと黒妖犬を自称しており、また「のりもち」の名も捨てられずにいる。

　・似た者同士のサウラとは腐れ縁の仲。挑発的で馴れ馴れしいサウラに辟易している。

　・異能力に「変身」「見た者の親しい人を死に追いやる常時発動の呪い」「死に呼応しての強化(強化レベルは死者の知名度によるが、強化されるほど理性を失う)」を持つが、異形性を偽っているためほとんど使えない。

「俺と話そうだなんてとんだバカもいたもんだ。夜に黒犬を見るなって教わらなかったか？」

「だぁもう、やってやるから泣くんじゃねぇ！ 俺はガキの喚き声が嫌いなんだよ！」

Ｇギャロップ♂　サウラ(二心)

性格/個性：ようき/ちょっぴりみえっぱり

年齢：？歳　外見年齢：２０代後半～３０代前半

身長：１８１ｃｍ

一人称：俺　俺サマ

二人称：君　お嬢さん　お前

趣味：女の子とのお喋り　散歩

好物：あの日見かけた乙女　甘い酒　巨乳　暴力　淫らなこと

嫌物：面倒くさいこと　お堅い野郎　“天掴み”関連

　・バイコーンの異形。正体を偽り、ユニコーンを自称している。

　・物腰柔らかで優雅な振る舞いを心掛けているが、根っからの激情家で血の気が多い。

　・おまけにヒモ気質で自分に甘く、飽きっぽいうえに言い訳がましい。

　・結果、彼を知る者からの評価は「馴れ馴れしくて鬱陶しい女好き」

　・(減らず口はともかく)人型種には友好的なようで、基本的には人喰いをしない。

　・純粋にバイコーンとして在った頃は強く、異形の間では有名だった。当時は平然と人を喰っており、ついた異名は“血の池にそびえる双塔”

　・“禁断の森”で一目見た深窓の令嬢に惚れしてしまい、「清らかな彼女に相応しいのは聖なるユニコーンのほうだから」と自らの角を１本叩き折り、己を偽るようになった。

　・人への情で異形性を偽る苦しみを理解しているので、似た者同士ののりもちに仲間意識がある。

　・異能力は現在すべて使用不可。普通よりすこし力の強い人型種程度の力しかない。

　・あまりに弱りすぎると誘惑に負け、乱交パーティをしてしまう。のりもち曰く、直後数日間はちゃんと強い。

「ごめんよ、俺はまだ夜の“熱さ”を知らない娘がタイプなんだ」

「ハッ！ これだから頭ン中からケツ穴まで神祖サマでいっぱいの奴らは――おっと。俺としたことが、つい熱くなってしまったな」