此処は二次創作ポケモン擬人化ブログです。 公式、関連の企業様とは一切関係ありません。
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《正午 経済の町にて》 このぶ「ハローハロー御機嫌よう!」 あろう「・・・誰?」 ながと「フシンシャ! フシンシャ!」 乙女「いちいち相手にすんな。つーかなんで俺の名前だけ漢字表記だ」 このぶ「あらら、初対面なのになんて失礼な人たちデシょう。 それとも聞こえてなかったかな?」 乙女「初対面でそんな挨拶をしてくる奴の方がよっぽどだろ」 このぶ「なんだ聞こえてるじゃないか」 ?「おーい、お待たせー」 このぶ「!」 乙女「おせぇバカのりたま」 のり「ごめんごめーん。あんまり手頃な奴いなくってー。 ところでそっちの人はー? ひょっとしてトンボの友だちー?」 乙女「こんな変態と同類みたいに言うな。どっちかっつーとオマエのが近いだろ」 のり「あ、トンボーそれはこの人に失礼だよー」 あろう「自覚あるんだ」 このぶ「きミがのり? あの“血染め雪”の?」 のり「たしかにおれがのりですけどーその血なんちゃらは知らないですねー」(へらへら あろう「・・・・・・」(やれやれ このぶ「・・・あっそう。デもどうやらおレの同類みたいだから、きミデ間違いないみたいだね」 のり&乙女「「?」」 このぶ「だってあンタ、グールなんでしょ?」 あろう「!」 のり「はあ?」 このぶ「おっとご心配なく! 実はおレ、きミ達のこと調査シてから来たんだ。 だから今更隠そうとシたって無駄。ご理解頂けたかな?」 あろう「わたし達のこと、どこまで知ってるの?」 このぶ「人に会う機会は少ない方だからね、念のため素性はそこそこ聞いておいたよ。 例えばきミは元花売りデ、その頭のペラップは人型種なんだろ? デ、きミが薬中麻薬売りの息子」 乙女「・・・・・・」(ヒクッ のり「このぶさん」 このぶ「ん?」 のり「用件は何? 早くしてくれないと、きみのこと撃っちゃうかもしれないよ、おれ」 このぶ「・・・あ、あはは」(汗 《経済の町東地区 とあるマンション》 のり「はーい、着きましたよー」 このぶ「ホントに凄腕の情報屋居るの? どう見たってただのボr」 のり「それ以上言うと不味いんじゃないかなー。今おれ達向こうに丸見えだよー?」 ?『そいつの言うとおりだぞ、坊主』 このぶ「!」 のり「ダメですよトグロさんー、急に話しかけるから吃驚しちゃったじゃないですかー」 トグロ『そっちの都合なんか知るか。 てか、勝手に客を連れてくるもんじゃないぞ、そそ――・・・』 のり「のーりー」 トグロ『・・・のり。すまん間違った。 鍵開けてやるから、まあとりあえず入れよ。話はそれからだ』 のり「はいはーい。ほら、このぶさんも早くー」 このぶ「あ、ああそうだね・・・お邪魔シまス」 トグロ「よっ。よく来たな」 のり「一昨日来たばっかりですけどねー」 このぶ「あンタがトグロ?」 トグロ「トグロ“さん”だバカ野朗。ったく、これだから最近のガキは・・・」 のり「トグロさん、その台詞オヤジ臭いよー?」 トグロ「やかましい。ガキはガキだ」 このぶ「ガキ呼ばわりされるほどの歳じゃないんだけど、おレ」 トグロ「そうは見えんがな・・・ん? 待てよ、名前は?」 このぶ「ニャルマーのこのぶ。木と曹でこのぶね」 トグロ「色違いのニャルマー・・・やっぱな。のり、こいつが帰るまで居ろよ」 のり「えーおれだって仕事があるのにー!?」 トグロ「連れて来やがったのはお前だろうが。ったく、なんだって要注意人物なんか・・・」 のり「え、そ、そうなの?」 このぶ「自警団に追われてるって意味デならそうだね」 トグロ「それ以外の意味でもに決まってるだろうが。 こいつはお前と同類のグールであり、死体の身でありながら死霊使いでもある。 賞金首を自作のゾンビに食い殺させて、 今度はそのゾンビを自分で食い殺すイカレ野朗だ」 のり「わーお」 トグロ「で? イカレ野朗がこの俺に何の用だ」 このぶ「待ってました! 実は売って欲シい情報があって・・・」 トグロ「勿体つけずに言え。そしてさっさと帰れ」 このぶ「おレの情報を売って欲シいんだよ」 トグロ「・・・は?」 のり「えーと、つまり?」 このぶ「いや、おレって実は生きてた頃のことあんまり覚えてなくって。 出身地とかそういうのは特にね。 そりゃあ全部を思い出シたいとまデは言わないけど・・・ デもやっぱり気になるもんデシょう?」 トグロ「悪いが、此処らじゃお前は正体不明で有名なんでな。 だがそれでもって言うなら、覚えてる範囲でプロフィールを上げてくれ。 今から調べる」 このぶ「おや、お兄さんさり気なくおレの情報取っておこうと思ってる?」 トグロ「そのとおりだ。が、調べるってのも本気だから心配すんな。 もちろん情報の分だけ料金もまけてやるよ」 のり「せっかく此処まで来たんだし、お願いしたらー?」 このぶ「まあ、そだね。それに隠すほどのプロフィールでもないし。 それじゃ早速・・・出身地は覚えてないってのは言ったか」 トグロ「歳は?」 このぶ「実はよく覚えてない。けど、うら若き10代デはないのは確実。 ・・・それから、兄弟が一人だけいたね。おレと同じ色違いの」 トグロ「上と下どっちだ?」 このぶ「さあ?」 トグロ「ホントにほとんど覚えてないのな!」 のり「だから困ってるんじゃないー?」 このぶ「そうなんだよ! おレは兄弟とまた会いたいけど、 住んデたところも自分のことも分かんない! シかも愛シの兄弟がそもそも上だったか下だったか、 はたまた双子かも覚えてない! 覚えてるのはおレが相手を大好きデ、所謂ヒミツの関係ってことだけ」 トグロ「とりあえずお前がなんで要注意なのかは分かったぞイロキチ」 のり「このぶさんったら大胆ー」 このぶ「いやぁ照れるね。デ、何か分かった?」 トグロ「特には何も。ただ、一つだけ・・・」 このぶ「?」 トグロ「お前、この島の住人じゃないかもしれないぞ」 このぶ「へ?」 のり「それって・・・で、でも!」 トグロ「人型種の色違いってのはただでさえ珍しいんだ。 兄弟で色違いってなると、なんの情報も引っ掛からない方がおかしい」 このぶ「・・・そう。となると、ここデの兄弟探しは絶望的だねぇ」 トグロ「だろうな」 このぶ「デもまあ、来て良かったよ。ありがと」 トグロ「おう」 のり「あ、おれ送っていこうかー?」 このぶ「いいや、今から行く所あるから遠慮スるよ。それじゃあね」 トグロ「また来いよ」 《夜 経済の町北地区某所》 このぶ「・・・―――ってことがあったわけデスよ」 とかきぼし「そんな下らん話をする為にわざわざ儂のところまで来たのか?」 このぶ「他人の腹掻っ捌いといてそりゃないデシょう!?」 とかきぼし「動くな。帽子の型が崩れるじゃろう」 このぶ「あのねぇ・・・」 とかきぼし「よし、完成じゃ。もう動いていいぞ」 このぶ「おレの血の色はどうよ?」(ドヤッ とかきぼし「やはり鮮血でないと決まらんな」(スパッ このぶ「・・・・・・」 とかきぼし「それで? 余所者だと言われた感想は?」 このぶ「まだ確定じゃないんデスけどねー。 デもまあ・・・そうだね。今までの苦労が無駄だったって分かって清々シた」 とかきぼし「そこは落胆するところじゃろう」 このぶ「まさか! だってもシこの町に居るのだとしたら、 おレの頭はとうとう兄の顔スら忘れたことになるんだよ!?」 とかきぼし「!」 このぶ「なんだよ急に目かっ開いて・・・」 とかきぼし「主、今・・・兄と言ったか?」 このぶ「うん・・・あれ? あ!」 とかきぼし「今から情報屋に行って来い」 このぶ「もう夜中だよカッキー。あの人おレのことイロキチって言ったんだよ?」 とかきぼし「カッキー言うな。兄の情報が欲しかったのではないのか」 このぶ「・・・分かったよもぅ」 このぶ「まったく、娯楽の町を夜中にうろつくなんてバカのスることだぞ。 (ドスンッ) 辛子&児童「「!?」」 PR |
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性格はビビリの偏屈でうっかり屋。 絵支部と呟きではHNが違います。お好きなほうでお呼びください。
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