違法サーカス “夜行のアドバルーン”

パトロンである某社の命により、夜な夜な違法な内容の公演および見世物をしながら、さらにその裏で拉致・窃盗・人身売買・武器や違法薬物の売買などを行っている集団。




カラマネロ♂　シズバ(浄化)
性格/個性：
年齢：自称30歳
身長：172㎝
一人称：ワタシ
二人称：アナタ
趣味：悪巧み
好物：愉しいこと　快楽　悪意　不幸
嫌物：退屈　我慢　善意　平和
　・ピエロのような恰好をしながらも、夜行のアドバルーンの団長だと名乗る男。
　・およそ倫理観と呼べるもののない愉快犯。悪趣味な快楽主義。
　・実働は他人にやらせ、自分は観客気分で遠巻きから手を叩いて爆笑していたい派。
　・じつはもともと団員ではなく、どこからともなく現れて紛れ込み、団長とすり替わった。
　・その際団員達にニードラッツを盛っており、現在大半の団員は薬で頭がやられている。
　・高度な催眠術の使い手で、薬と併用すれば相手が誰であれ、意のままに操れる。
　・パトロンの某社はすり替わりに気づいたが、活動上問題ないとして目を瞑っている。
　・呪いによりゆっくりと異形に堕ちていっている。その影響で思考に一貫性がない。
　・団員は誰もシズバの名前を知らない。
「さァさ今宵も悪夢の幕を上げましョう！ 最高に楽しく最低につまらぬ夜をご堪能あれ！」
「自分が撒いた種が醜悪に育つ様をそこから見ていると良い。そのちッちャな良心で心を掻き毟りながらねェ」
リファさん宅　モナルクさん(シビルドン♂)を気に入っている。
スヅリさん宅　銭まねろさん(カラマネロ♂)のことも気に入っている。


カエンジシ♂　トウラ(来賓)
性格/個性：
年齢：27歳
身長：176㎝
一人称：俺　俺様
二人称：てめぇ　貴方サマ
趣味：金勘定
好物：金　羽振りのいい客　美女(商品価値が高いので)
嫌物：ケチ野郎　酒クズ　お節介な説教　物覚えの悪いグズ
　・サーカス団のパトロンである秘密結社から派遣され、最近入ってきた猛獣使い。
　・利己主義な守銭奴。自分が金を得るためなら大抵のことはやる悪漢。
　・弱者への同情は一切なく、搾取されるのは搾取される側が悪いと言い切るほど。
　・また、自らへの同情も必要としていない。善意で腹は膨れない事はよく知っている。
　・元々貧しい生まれ。調教術は飲んだくれの父の飲み友(奴隷商)から学んだ。
　・大成し、自分を足蹴にしてきた連中を今度は自分が踏み躙る日が楽しみ。
　・彼が躾けるのは原種だけでなく、異形や、売りに出す人型種などと多岐に渡る。
　・上司や同僚が明らかに異常だが、金を稼げれば何でも良いため気にしない。
「おーおー、今日の商品は活きが良いなぁ。元気な奴は高く売れるから大歓迎だ」
「家畜の分際で、誰にそんな口を利いてやがる。まだ自分の立場がわかんねぇのか？」


★ドラピオン♂　ニスミ(丹精)
性格/個性：ゆうかん/イタズラが好き
年齢：21歳
身長：170㎝
一人称：俺
二人称：お前
趣味：なし
好物：「知らねぇよ、そんなもん。忘れちまった」
嫌物：団長　苦痛　このふざけた恰好　自分のすべて
　・麻薬ニードラッツの原液となる毒を体内で精製できるために囚われている青年。
　・悔恨から自己否定に陥っており、基本的な言動は粗暴かつ自暴自棄。
　・唯一この団を潰す算段にだけはやる気を見せる。結局いつも叶わぬ夢と散るが。
　・特異な能力を買われ、某社によって勧誘。初めこそ関係は良好だったが……
　・現在はテントの奥に隠された檻の中だけが、ニスミに許された生存圏。
　・外に出ることも、外部の者と接触することも禁じられている。
　・もとは色違い差別により社会から弾き出され、路地裏で燻っていた浮浪少年だった。
　・ある日、自分の毒が脳に作用する珍しいものだと気づいてしまったのが全ての始まり。
　・先代の頃はボロ布をまとっていたが、シズバが団長になってから飾り付けられた。
　・シズバの異常性が吐き気を覚えるほど大嫌い。気持ち悪ぃ変態仮面。
「お前の事情は知らねぇが、今すぐ家に帰りな。此処はまともな頭の奴がいる所じゃねぇ」
「ざっけんじゃねぇ、腐れ外道がァ！ 今度こそそのクソが詰まった喉噛み潰してやる！」
分福らんしすさん宅　ミラベルさん(★エネコ♂)にニードラッツの原液をあげてしまった。


追記より、詳細設定と、麻薬ニードラッツについて。

ニードラッツ　ニードラス

　→　need lots　たくさん必要　(力技なので英文としての正しさは求めないで……)

　　→　lost eden　ロストエデン

ニードラッツはニスミが精製した毒液を、ある特殊な蜜で固めた水煙草。
服用者に異常なまでの精神的高揚と興奮、多幸感を与え、一時的に身体能力を強化する作用がある。
しかし副作用は重く、代償として思考力や記憶に混乱を生じさせ、人を攻撃的にさせる。強化された肉体を誇示したい欲求が沸き上がる。
脳に異常をきたすため、常用化すれば判断力の低下をまねき、まともな思考を奪う。さらに悪化すれば幻覚・幻聴に苛まれる。
極めつけに、ニードラッツは依存性が恐ろしいほどに高い。禁断症状は重く、大抵の者は正気を失ってしまうほど。狂気に任せて凶行に走り、その後自ら命を絶つ者も。
非常に悪質な“魔薬”。

ばら撒いてる側はアナグラムから「ソルト」とも呼ぶ。この呼び方は 「一部の通は知っている」 程度の認知度。