此処は二次創作ポケモン擬人化ブログです。 公式、関連の企業様とは一切関係ありません。
!人外/腐ネタ/年齢制限/その他もろもろ注意!
!!注意!! なあ、最期にもうひとつ、頼みごとを聞いてくれないか? わかってるって、贅沢は言わない。 全部片付いて、そのときまだ覚えてたらで良いからさ。 なあ、頼むよ・・・イイエ・・・ 俺よりずっと良い友達を作ってくれ。 + + + + + + + + + + + + + + 以下、解説代わりの駄文と核心設定です。ビシャーンッ(反転って言いたい) これは今(時間軸的には狂犬編終了直後)からおよそ10年前の出来事。 ゾロアーク族長をはじめ全てのゾロア族が暮す“幻影の里”が、謎の一団に襲われ、一昼夜のうちに滅ぼされた日の事である。 その前日、幻影の里にとって待望の次代族長・・・即ち、現族長の長子が生まれた。 しかしその子は生まれながらにして身体が弱く、タブンネ族やママンボウ族の力を持ってしても、持ってあと数日の命であった。 そこで現族長は彼にとって無二の友人であり、この地では他に類を見ない魔法の権威・・・シャンデラ族長を呼ぶことにしたのである。 誕生から翌日、到着したシャンデラ族長は赤子を診てこう言った。 「この子の魂は生まれながらにして欠けている。 残念だが、どのような能力を用いても、魔法を用いても、癒すことはできない」 と。 が、その子の母親が泣き崩れるのを見て、彼は再び口を開いた。 「どうしてもと言うのなら、方法がないわけでもない。 他の魂を苗床にして、この子の魂を支えれば、助かる見込みはある。 だがこの方法は極めて危険であり、また、禁忌とされている」 ゾロア族長の屋敷は沈黙に包まれ、それが1時間は続いた。 沈黙を破ったのは、外から聞こえた爆発音と悲鳴だった。 彼の一団が攻めてきたのである。 ゾロア族長は妻子とシャンデラ族長を隠すと、他のゾロアーク達と共に賊を迎え撃った。その攻防は日が暮れ、雨が降り出し、土砂降りとなるまで続いた。 しかしその一団は“普通の”ポケモンでは考えられないほどの力を持っており、屈強なゾロアークの戦士たちも、次々と倒れていった。 謎の一団を退けたときに残っていた者は、ゾロア族長と隠れていた妻子、親友であるシャンデラ族長・・・そして、ゾロアの少女一人だけだった。 ゾロア族長が生き残りの少女を抱え、愛する者たちのもとへ戻ったとき、彼はすでに満身創痍だった。 自分の死期が近いと悟った彼は、禁忌を犯すことを決意する。 自らの魂を、愛する我が子のために使うと。 愛する友に、それをさせると。 たとえ二度と、輪廻転生の環に戻れなくとも。 儀式の後、赤子には彼と同じ名が付けられた。 それは彼の魂を縛りつけ、留めるために付けられた名であったが・・・ それ以上に、彼の最期の願いを否定するため・・・という方が強かった。 と、まあこんな感じです。 ついでだからその後のシャンデラ族長についてもっとラフにご説明。 この人の名前知ってるかた向けです。隠しきれてないからいいと思った。 シャンデラ族長ことイイエは、この後追っ手を撒くため囮となって、ゾロア族長の妻子+ゾロアの少女と別れます。 しかしイイエもこんな所に自分のような立場の者がいたとバレるわけにはいかなかったので、自らに魔法を掛けて行方を晦ませました。 苦手な土砂降りのなかで魔法を行使することとなったので、充分な準備ができず、掛けられた魔法はなんとまあコミュ障とは相性の悪い「友達100人できたら元の姿に戻れる」という古い古い魔法。お前馬鹿なのか。 しかし本当だったらもう少しまともな姿・・・少なくとも人外には見えない程度になる予定だったのに、今まで心の支えとしてきた親友を自ら葬った(ってのとも違う気がしますが;)ので精神が不安定で、魔法の制御が充分ではありませんでした。 で、その結果があのどう見ても人外!!!!!な姿というわけです。 しかしそれまでの関係やらなにやらで結局シャンデラ族は一団(狂犬編の黒幕)に目を付けられてしまい、結果、怪しさ大爆発の自分は屋敷どころかシャンデラ族が暮す地区にも近づけなくなってしまったわけでしたとさ。 ちなみにあのバカ長い外套は雨よけにってゾロア一家に貸したので、後日それだけが屋敷の前にぽつんと置かれて帰ってきます。 そこからシャンデラ族長が行方不明よーっ!うわーんあの人妻子いねーのにどうすんのー!?そうだ妹いるらしいじゃん、起こせー100年の眠りから覚ませー!!ってなります。うわあ、ゆきまひさんとばっちり。 PR |
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pkmn大好き擬人化描きの腐&夢。異色肌はデフォでトカゲ人が性癖。
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